「アウトプット大全」を読んで→ビジョン・目標を考える

  • 2018.08.26 Sunday
  • 00:49

アウトプット大全ー表紙イメージ_400.jpg

精神科医・樺沢紫苑さんが書かれた「学びを結果に変える アウトプット大全」 (サンクチュアリ出版)を読みました。樺沢さんの著書を読んだのはこれが3冊目でした(これまでは「読んだら忘れない読書術」、「神・時間術」)。

 

<全体的な感想>

本書の1つ1つの項目・内容は樺沢さんのこれまでの著書にほぼ同様のことが書かれていましたし、他の人が既にある程度似通ったことを書かれていたようにも思います。従って、全く新しい知識や情報の提供(医学や心理学的なことを除く)、指摘・提案などはそう多くなかったかもしれません。しかし、アウトプットに関係する膨大な内容を体系的に整理し、具体例を交えながら分かりやすく提示されたことはとても素晴らしく、学ぶべきことが多々ありました。図(イラスト)・表もパッとポイントが分かり、目をひきやすくてgood!
3章・4章が核心であり、私はここを中心とした読み方をしましたが、それは正解だったと思います。以下、本書に書かれていたことを少し意識して、感想を書いたり自分を振り返ってみたりしました。

なお、私は昨年9月に60歳の定年を迎え、今はシニアエキスパートとしてフルタイムで勤務しています。実は、2014年11月に"晴天の霹靂"で脳出血を発症して3ヶ月半入院。退院・職場復帰以降はまずまず元気にしているものの、取り巻く環境や考え方、ワークライフバランスなどは大きく変化しています。

 

<Before>

アウトプットが重要、アウトプットしないと新たなインプットができないということは何となく分かって/感じていて、自分のブログなどでも多少書いていました(”アウトプットなしには逆にインプットも続かないとも感じています。そして、読書力(by斎藤孝)・発信力(by樋口裕一)・人間力にもっと磨きをかけねば!”) 

ですが、本書を読んで、自分が感じている、感じていた/考えていたこと、やってきたことに大きな間違いはない/なかったと確信でき、これは今後に向けても大いに自信になり、大感謝です。

 

まずまずできている/できていたこと(〇)

■「書く」「続ける」

例えば、本や映画などの感想をノートを書いて(まずは手書きです)、簡単な点数付け(☆や★の数で評価)。年末にはその年のMy best moviesやMy best booksを決めてブログにアップしていました。ブログは2つやっており、趣味系は14年、リハビリ系は2年強続けています。

 

■「やってみる、チャレンジする」

特にリハビリ系に関しては、左足に片麻痺が残っているものの、あちこち歩き回って/動き回っており、それらを”アクティブリハビリ”としてブログに書いたり、時々動画をYoutubeにアップしたりしています。

 

■「楽しむ」

私はどんなときでも楽しんだり、楽しみを見つけるのは比較的得意なようで、「やってみる、チャレンジする」も楽しみながらやっています。今後もそれは意識したいですね。

 

<気付き>

色々弱い、不足している/不十分なところ(△)があることを再認識しました。

例えば、本にラインを引き過ぎなどは全く書かれている通りです。つまり重点化思考(志向)不足であり、自分の中で優先順位付けがきちんとできていないということでしょうか。もう少し大きな見方をすると、やりたいこと/やってみたいことは山ほどありますし次から次へ浮かんでくるものの、それらが具体的なビジョンや目標に結び付いていないと言えます。大きな方向性に共通点はあるものの、何となく全部バラバラ感が。とりあえず自ブログにアップしてそこでいったん満足してしまっており、そこから発展させたいと漠然とは思っていますが、具体性がありません。

 

<ToDo>

ということで、これまできちんと考えたことがなかった「ビジョン」をこの機会に考えて書いてみました。

 

★考えて、工夫して、歩いて・動いて、書いて、「脳卒中の患者さんや経験者の方に勇気と希望を感じてもらう」

☆サブビジョン(とでも言うのでしょうか?)

自分らしさを出し、盛り込み(文系センスを持った理系人間、どんなときでも楽しみを見つける、楽しもうとするのが得意)、患者・経験者目線で脳卒中経験者にしか書けない実践事例集などを作成し、本にする。色んなところでそれを語る(語り部になる)。ブログをそのためのデータベース、準備ツールにする。

後半はビジョンというよりも目標や具体化案に近いでしょうか。

 

なお、趣味とからめたリハビリ関係の現時点での最終目標は下記です。全て過去にやったことの復活が目標ですけれど。

 ★3,000m級の山に登る
 ★フルマラソン完走
 ★テニス復活

もう少しレベルを落とした今年度中の目標(当面の課題であるリハビリ関係)は、

 ☆低山歩き復活
 ☆10kmランニング復活
 ☆家族テニス復活(前後左右に動けるようになり、ラリーをする) など

 

なかなかまとまりきりませんが、そこが私の弱い、不足・不十分な点ですので、まず一旦ブログにアップしてみて(30点レベルでもアウトプットしてみて)、少しずつ見直してより良いものに/自分で納得できるものに修正する可能性があります。「ビジョン」がぶれて良いのかとも思いますが、”しなやかな頑張りと継続”も私の持ち味としておきましょう(笑)。

 

<確か40年前の夏山写真です(後ろは槍ヶ岳)>

槍ヶ岳(img053)_450.jpg

久々に屋外でちょこっとラン

  • 2018.08.15 Wednesday
  • 17:57

「カリオカステップ”もどき”(汗)」練習/試行の前に、久々に屋外でちょこっとランの練習もし、動画に撮ってみました。

 

ラン練習(2018_0814)−1_400.jpg

 

動画はこちら。

その1(後ろから撮影) 、その2(前から撮影)


一見すると割と軽やかに簡単に走っているように見えますが、最近安定してきた&速くなってきた歩行とは違い、ランで少しストライドを大きくしたりすると結構グラグラ感があり、地面の凹凸やうねりなども感じてかなり怖いのです(汗)。ここは発症前の健康なときとの大きな違いですね。私は元々マラソンなどの長距離を走るときは省エネモードのピッチ走(トコトコ走ともいう?)でした。しかし、今後はもう少しスピードアップしたいですし、ラストスパートの感覚(颯爽感・風切り感・グイグイ感?など)も多少は取り戻したいです。これは元ランナーとしての悲願かな?(汗)

脳出血発症後は土の上を走る機会が殆どなく、今回の動画では若干ヨタヨタしていますしフォーム的にはイマイチかな?途中からは意識して腕振りを大きくしていますが、結構無理しているかもです(笑)。果たして年内に「10kmラン&低山歩き復活!」の目標が達成できるかな?

カリオカステップ”もどき”にチャレンジ

  • 2018.08.15 Wednesday
  • 01:41

脳出血を発症して早3年9ヶ月。歩行改善はかなり進み、少しずつランにも復帰していますが、ちょっと目先を変えて「カリオカステップ”もどき”(汗)」を公園でやってみました。室内では裸足でなんとなくの動き確認は試しにやっていましたが、屋外&靴を履いては初めてでした。動画は夕方の練習その1とその2で、我流なので何かヘンテコです(笑)。

 

カリオカステップ練習(2018_0814)−1_400.jpg

 

カリオカステップ練習(2018_0814)−2_400.jpg

 

動画は下記など。

 

その1
その2

 

本来のカリオカステップは例えばこちらなど。

https://www.youtube.com/watch?v=HAcT4wJ8NmY

 

実は急性期病院に入院中、PT(K先生)のリハビリで「反復横跳び」や「カリオカステップ」も試しに&遊び感覚で少しやったのですが、もちろんその頃は転倒しそうになるわで”もどき”レベルにもなりませんでした。まあ、もうちょっと練習すればまともになっていくかな?左片麻痺が残っているわりにこの動きは今のところ上出来としておこう(笑)。

アルコールとアート写真?

  • 2018.08.14 Tuesday
  • 21:59

先日、 「お酒−銘柄・ラベル・グラスなども楽しむ」という記事を書きましたが、最近、もう一つの趣味系ブログなどで「アート・文化」関係の記事を連続でアップしていることもあって、こんな写真もアップしてみました(撮影は2016年11月)。

 

★P1150545_450.jpg

 

★P1150549_450.jpg

お店の窓際に並べられた洋酒のボトルがキレイですね。

お酒−銘柄・ラベル・グラスなども楽しむ

  • 2018.08.08 Wednesday
  • 00:08

お酒を飲むとき、最近は量はともかくとして銘柄・ラベル・グラスなども楽しんでいます。そんな写真などを色々。全て脳出血発症後、復帰・復職してからのものです。

 

★台湾P1200478_450.jpg

 

★甲府IMAG3095_450.jpg

 

★田酒IMAG3015_333.jpg

 

★法善寺横丁ー6_450.jpg

 

★法善寺横丁ー7_450.jpg

 

★DSC_0323_450.jpg

 

★DSC_0329_450.jpg

 

★DSC_0331_350.jpg

 

★P1290024_450.jpg

 

★P1290027_450.jpg

 

ビールと日本酒が多いですが、色んなお酒を飲んでますね(笑)。仕事関係での会議・打合せ後の食事会などで飲むのは、主にはビールと焼酎(水割り)ですけれど。

 

脳卒中発症者とアルコール(私の場合)

  • 2018.08.05 Sunday
  • 10:31

※以下、脳卒中発症者のお酒のことについて書いていますが、あくまでも私の場合についてですので、飲酒などについては必ずお医者さんの指示に従ってください。

**************************************************

最近、食事会の機会が多く、それに伴ってアルコールを飲む回数・量が増えてきています。ここ1ヶ月の公私両面での食事会について予定分も含めて列記してみると、

 

7/28(土) 旧邸宅建築での昼食会
       グラスシャンパン *1杯、ビール *1本ほか?
7/31(火) 打ち合わせ後の食事会(夕食)
       ビール *2杯、焼酎水割り *3杯
                 帰路の記憶があまり定かでない(汗)
8/02(木) 会議後の食事会(夕食)
      ビール*2 杯、チューハイ *3杯
8/04(土)  お義父さんの米寿祝いの昼食会
      グラスシャンパン *1杯、ビール *2杯

8/06(月) 会議後の食事会(夕食)

      ビール*2杯、焼酎水割り *3杯

      やや飲みすぎ(汗)

★P1300070_450.jpg

 

★P1300073_450.jpg

記録的な猛暑ということもあって(?)、ちょっと多いですね。

 

<以下は予定>

8/17(金) 中学・高校時代の友人との飲み会
8/18(土) ランニングクラブ練習会(ナイトラン)後の打ち上げ
8/22(水) 打ち合わせ後の食事会(夕食)
8/25(土) 中3のクラスメート有志との昼食会
8/27(月) 会社の同期会(夕食)

などです。

 

私はかかりつけ医の先生から特にお酒はダメとかは言われていません。

しかし、血圧管理と生活習慣病には常に要注意ですし、飲酒したときはふらついて転倒したり階段から転落しないように特に気を付けなければいけません。

なお、脳出血で3ヶ月半入院して退院する際、しばらくアルコールは控えておいた方がいいかなあとは言われました。で、2015年3月初めに退院し、その後初めて飲酒したのは、5月に親しい建築仲間が開いてくれた退院・復帰祝いの昼食会でビールを小さめのグラスで1杯だけ頂きました。その後は次第に酒量は増えていますね(汗)。

私は飲み会の雰囲気は好きですが、普段はアルコールがなくても特に苦にはなりません。自宅で飲むのは、夏の暑い日の夕食時に夫婦で缶ビールを分けて飲むくらいでしょうか。コーヒーがダメと言われる方がキツイですね(笑)。

アルコールは、ほどほど/適量であればストレス発散にもなると思うので、セルフコントロールが効く範囲内で飲もうっと。

杖の持ち方、握り方

  • 2018.08.03 Friday
  • 23:22

私は杖を一応持っていますが、最近は「転ばぬ先の杖(笑)」であり、歩行補助としては全くと言ってよいくらい使いません/突きません(この3日間では0回でした)。で、杖を使うのは、交差点での信号待ちや駅での電車待ち、エスカレータ前などでの立位キープ時がメインです。他には、混雑している場所で多くの人とすれ違う際に衝突回避でちょっと使ったり etc.です。

今夜は私の杖の持ち方、握り方について少しまとめてみました。杖のタイプは様々ですし、持ち方も皆さんそれぞれで、色々工夫されていると思いますけれど。

基本的に右手(利き手、健側)で杖を持ちますが、その持ち方/握り方の主なパターンは下記です。バリエーションタイプも含めるとこの倍くらいはあるかもです。

1)T型グリップの長い方をこのように握ります

 

シャフト部は人指し指と中指で挟みこむ感じですかね。

  ★DSC_0628_450.jpg
 

2)上記の1)で握りを緩やかにする持ち方


親指はグッと握るというか、上から押さえる感じにすることもありますが、握りを弱めにして手の中でグリップ部をブラブラさせたりします。

  ★DSC_0629_450.jpg

 

杖をブラブラさせるのは楽ちん&リラックスできて良いのですが、もう少しきちんと腕を前後に振って歩こうとすると、ブラブラさせるよりも若干しっかり握りたくなってきます。

 

3)シャフト部を握るパターン

 

握る位置/高さは色々です。

  ★DSC_0631_450.jpg

  ★DSC_0633_450.jpg

 

この握りで腕を前後に振ると、シャフト部の動きが大きくなって回りを歩いている人の邪魔になったりします。そこで少し持ち方を変えたバリエーションパターンが次の4)です。

 

4)シャフト部の下方を薬指と小指で挟み込む

 

違いが微妙なのですが、分かりますかね。シャフト部の下方を薬指と小指で挟み込んでいるため、シャフト部の前後の動きを少し抑えることができます。私はこの握り方・持ち方をすることも結構多いです。

 

  ★DSC_0632_450.jpg

 

5)杖を折りたたみ、それを束ねて持つ

 

最近は歩き慣れている場所などではこの持ち方をすることも増えてきました。折りたたんでいるため、咄嗟の時に杖を突く/使うことはできませんが、腕は振りやすいです。ただ、こうなってくると、実質的には「杖なし/使わず」歩行になっていますね(笑)。また、右手に杖は持っているので、咄嗟ではなくゆっくりであれば(2、3秒くらい)伸ばして使うことも可能です。リュックに入れるときもありますが、取り出したいときに時間がかかるのが難点です。

 

  ★DSC_0636_450.jpg

 

杖を持つ右手はこんな感じですが、当然のことながら左手でも色んなものを持ちます。傘、ドリンクのペットボトル、コンビニの袋などなど。荷物が多い時にはノートPCや紙資料などが入った紙袋などを持つことも。これらの持ち方に大きな特徴はないですが。

 

  ★DSC_0638_450.jpg

 

社内で一番持ちにくいものは、アイスコーヒーが入ったプラカップでこぼさないようにフタを押さえながら持つことでしょうか。これも大きく2通りの持ち方があります。

 

 

 

  ★DSC_0625_450.jpg

 

  ★DSC_0627_450.jpg

 

最近は社内でも専ら階段を使っているのですが、さすがにこうなると右手に杖は持っていても階段昇降はちと危険です。更に、

左手:アイスコーヒーなどが入ったプラカップ
右手:杖+ペットボトル

となると、この時はちょっと遠い位置にしかないエレベータを利用することになります。その場合の右手はこんな感じです。案外これも持ちにくいのです(汗)。

 

  ★DSC_0634_450.jpg


 

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プロフィール

2014年11月に脳出血を発症したものの、3ヶ月半の入院・リハビリ生活を経て無事に復職。現在も左足麻痺やバランス障害の後遺症が根強く残っていますが、往復4時間半の遠距離・長時間通勤、フィットネスクラブでのトレーニング、近代建築探訪やまち歩き、映画やクラシックコンサート鑑賞などで忙しく出歩いて、日々アクティブリハビリを実践しています。

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